親衣装の基礎知識(父親編)

挙式で新婦をエスコートしたり、披露宴で謝辞を述べたり、出番が多いお父さん。「お父さんカッコイイ!」と言われるダンディー衣裳でキメてみてはいかがでしょう。

父親の衣裳選びのポイント

「正礼装」か「準礼装」か、披露宴の雰囲気を考慮して
会場の格式や時間帯にふさわしい装いを

ホテルや専門式場など、格式の高い会場では「正礼装」。朝から夕方4時くらいまでの挙式・披露宴でしたら、『モーニング』が最もフォーマルな装い。夕方4時以降の場合は『タキシード』が正式。屋外やレストランなどのカジュアルな会場や友人のゲストがメインとなる場合は、正礼装だと重苦しく感じられたり、浮いてしまうこともありますので「準礼装」を。オールマイティな『ロングタキシード』や、昼間なら『スーツ』でもOKです。

ベストやネクタイ、チーフで雰囲気を変える
色や柄、小物のアレンジをプラス

フォーマルの基本色は黒と白ですが、ベストは淡いグレーや白にしたり、ズボンを紺系のストライプにするなど、色目をつけることで印象が変わります。タキシードのネクタイやカマー(ウエストに巻くもの)には、明るめの色や柄モノを取り入れると華やかなアクセントに。さりげなく帽子や手袋を持ったり、ポケットチーフやカフスボタン、靴など、チラリと見えるくらいの小物にもこだわると、センスの良さを演出できます。

素敵な父親のためのダンディー衣裳

何かと出番の多い父親は、ひと味違った存在感を 
基本スタイルは押さえつつ、さりげなくおしゃれに  

会場や時間帯、ゲストの雰囲気によって基本スタイルは決まってきますが、オリジナリティーを出したり、印象を変えるアレンジもおすすめ。両家で全く同じにならないよう、個々のお父さんに合った衣裳を選びたいですね。


 

 

昼間の正礼装の定番
モーニング    
ネクタイやベストまで黒と白で統一すると、最もベーシックな正礼装。ベストを淡いグレーにしたり、ネクタイの白い部分を多めにすると全体がふんわりソフトな印象になります。特にやさしい顔つきや細身の方にはピッタリです。

【イラスト】モーニング


夕方から夜の正礼装
燕尾服
黒の上下に白色のアクセサリーで揃えるのが基本。「ホワイトタイ」と呼ばれる、ベストと同じ生地の蝶タイを着用する気品あふれるスタイル。シルクハットの着用もOK。最も格調高い装いとされているので、全体的に高級感のある重厚なものをセレクトするとよ



【イラスト】スーツ


昼間の準礼装
スーツ 着やすさで選ぶならスーツ。普段、会社に着て行くスーツよりちょっとデザイン性の高いディレクターズスーツでおしゃれに。ネクタイやベストを黒・白・グレーでコーディすれば、昼間限定ですが準礼装になります


【イラスト】タキシード


タキシード
基本はネクタイもカマーも黒ですが、ネクタイが浮いた感じがする方は白っぽい色にすると顔が引き立ちます。個性派にはチェックや水玉など派手すぎない色や柄のネクタイを。光沢のあるベストはゴージャス感がアップ。


おしゃれな父親のためのワンランクアップの小物術

手元、胸元、袖口で個性がキラリ
帽子や手袋のこだわりコーディネート

【イラスト】お父さんのダンディーな衣裳を、さらにおしゃれに見せてくれるのが小物。よりフォーマルな雰囲気を演出したり、逆にキチッとした正礼装にオリジナリティーやファッショナブルなアクセントをつけたり。小物使いもセンスの見せどころです。

  1. 英国紳士のような帽子と手袋

英国では紳士の証とされている帽子や手袋。フォーマルな席では身につけず、手に持つのが正しい使い方です。手袋は布製が大半ですが、欧米では革製が正式。

  1. ポケットチーフは華やかに

胸元でさりげないポイントになるポケットチーフ。ネクタイとお揃いの柄でコーディネートしたり、明るい色にすると、パッと目を引いてゲストに注目されそう。

  1. ゴージャスなカフスボタン

グラスやマイクを持ったりする時に袖口からチラリと見えるカフスボタン。隠れた部分だからこそ豪華なデザインのものを。手を上げるたびにキラッと光って素敵。

「まとめ」親衣裳の基礎知識<父親編>のポイント

  1. ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「黒」が基本のお父さんの衣裳は、平凡になりがちですが、ベストやネクタイの素材や質感、色、柄など、ちょっとしたアレンジを加えることで、雰囲気を変えたり、印象的な装いに見せることができます。上手な小物使いも、おしゃれの秘訣です。オリジナリティーのある衣裳で、挙式・披露宴での出番が多いお父さんの存在感をアップさせましょう。